映画館に観に行けなくて、
DVDが出るのを待ちに待っていた、
榮倉奈々さんと豊川悦司さん主演の
『娚の一生』
結局待ちきれず、DVDが出る前に
脚本を元に書かれた高瀬ゆのかさん著書の
ノベライズ本を読んでしまいました。

恋をしないと決めて都会から田舎の祖母の家へ
身を寄せたつぐみ。
その祖母が他界し、葬儀を済ませた翌日に
突如現れた52歳独身の大学教授、海江田醇。
なぜか自分の家のように自然と
祖母の家に上がり込む彼は、
大学で染め物を教えていた祖母の教え子で、
自由に家を使っていいと鍵を預かっていたという。
つぐみはそんな海江田に苛立ちを覚えながらも
不思議な同居生活が始まる…
ひとりで生きて生きていくことを決めた女と
もう誰も好きにならないだろうと思っていた
不器用な男の、優しい愛の物語。
原作は西炯子さん。
この本を買ってから知ったのですが、
150万部を超えるベストセラー!
以前、年上の男の魅力が
ブームになりましたよね。
(いわゆる枯れ専ブーム)
その火付け役となったのが
この原作コミックだそうです‼︎

私が読んだのは小説ですが、
読み始めて約2時間、
休むことなく一気に読破してしまいました。
大人のラブストーリーだということで、
私にはまだ早いかなと思いつつも
読み進めたのですが
想像以上に感情移入ができて
読んでいる手を止めることが
できなかったです!
(私も大人に近づいたということでしょうか…?w)
ずっと自分はひとりで生きていくと
思い込んでいたふたりが
寄り添い、『ふたり』だということを感じ、
手を繋いで歩く…
これほど幸せなことってもしかしたら
ないのかもしれないと思いました。
どれだけひとりで生きていけると思っても
誰かを求めてしまう…
そして全てをさらけ出して
一緒にいれるような人を
知らないうちに探している気がします。
苦しんだり、傷ついたりして、
一つの恋が終わってしまうと
また失うのが怖くなってもう誰も愛さない
と、思いたくなるのですが
それでもいつまでもいつまでも
人は人を好きになってしまうのでしょうね。
決して強引に自分の気持ちを
押し付けたりするわけではないけど、
真っ直ぐに素直にぶつけて、
全てを受け止めようとしてくれる。
私の父よりも歳が上の海江田醇に
惚れてしまいました(笑)
原作コミックも読みたくなりましたが、
これは絶対に映画も観なければならないですね‼︎
きっと私は豊川悦司さんに惚れてしまうでしょう(笑)
ありえない!と思ったそこのあなた‼︎
一回、騙されたと思って読んでみて下さい!