著者は映画監督の三島有紀子さん。
そして脚本、監督も務められ映画にもなった作品です。
映画では大泉洋さんが主演をされています。

北海道のソラチという町が舞台。
ソラチで理想のワインを作ることに
すべてをかけている寡黙な兄のアオと
父が残した小麦畑で小麦を育てている弟のロク。
そこへ自分のしたいことだけを求め、幸福を大切にしながら
旅を続けるエリカがやってくる。
エリカは兄弟にとって不思議な存在で
次第に二人は心を開き始める。
色んな”なみだ”を経験した様々なものたち…
本当に大切なものはいったいなんのか…
”なみだ”には色んな種類がありますよね。
悲し涙、嬉し涙、悔し涙…
そのすべてが自分の糧になるんですよね、
涙を流すことによって何かに気づけるんですよね!
涙って素敵だなって思いました。
私は本を読んでから映画を見るのをおすすめします!
原作を先に読んでから映画を見ると
どうしても自分の思ってたイメージと違ったり…
なんて思うことがあると思うのですが、
どちらも三島さんが手がけられるので
一緒に楽しめました‼︎
本の中で観れる登場人物の細かい感情の描写も
景色とかの描写もすごく好きでしたし、
映画で観れる本を通り越した結末が
すごく幸せな気持ちになれて素敵でした‼︎
劇中に出てくる美味しそうなご飯とか
北海道の壮大な景色も見所です⭐︎
ついこの間私も北海道に行ったんですが
映画で観てやっぱりいいなぁって思いました!
是非のんびりした気持ちで
自分の大切なもの、涙で得たもの、
探してみたらいかがでしょうか?