皆さんは”結婚”をどう考えますか?
結婚を既にされている方、これから考えている方、
夫婦になった後に何を思い浮かべてますか?
例えば子供を作る、生活を更に豊かにする…
様々な創造をすると思います。
でも、ある程度満足のいく形にできていたとしたら
夫婦はどこへ向かって歩いてゆくものなのでしょう…?
そんな事を改めて考えさせてくれる
唯川恵さんの長編恋愛小説です。

結婚から7年、仲も悪くなく平穏な生活を繰り返す一組の夫婦。
時が経つにつれ何かが足りないと感じる日々、
そんな時思いがけず別居生活が始まる。
離れてみて初めてわかる事、恋をして改めて感じる事、
再び二人が問う夫婦の意味。
周りの取り巻く環境から自分の気持ちを考え直していく…
女性目線でも男性目線からでも、
結婚について、夫婦について考えられるそんな本でした!
恵まれた生活が出来ているからこそ、
何か物足りなく感じたり、刺激を求めるんだけど
何を変えていいのかわからなかったり…
そんな時って恋愛をしている時にもあると思います。
でも、自由だからこその不自由があるのではないかと、
実はすごく贅沢なことを言っているのでは?と思い直しました!
実は少し離れるだけで簡単に他人になれてしまう
夫婦という儚い関係性は当たり前にそこにある様で
本当は簡単なことじゃないんですね。
いつか私も
『後悔しても構わないって思える人』
と苦楽を共にし、一緒に歩いて行けたらいいな〜
って思いました‼︎
登場人物それぞれの感情がわかりやすく描写されています。
長編だけど感情移入がしやすいので本が苦手な方でも
さらさらと読み進められるのではないかと思います!
結婚に、恋に悩む方は是非お手にとってみて下さい‼︎