
WOWOW
www.wowow.co.jp2015年5月3日12:58PM(日本時間)、ついに今世紀最大のボクシング ビッグイベント、フロイド・メイウェザー vs マニー・パッキャオのWBAスーパー・WBC・WBO世界ウェルター級王座統一戦が始まった。(この際いくつタイトル賭けていようが関係ないがw)

両雄の登場を待ち望むリング。
www.wowow.co.jp


第1ラウンド:互いに様子見でスタート
メイウェザー、いつものL字型の肩を使ったディフェンススタイルではなく、両腕をあげたオーソドックスなスタイルでスタート。
パッキャオは相変わらず攻撃的でどんどん突っ込む。サウスポースタイル。
しかし、まだ互いに様子を見ている感じ。
第2ラウンド:パッキャオが攻勢に。
果敢に飛び込むパッキャオ。
マニーコールが凄まじい。メイウェザーにはブーイング。
パッキャオが全盛時を思わせるようなスピード。踏み込みが鋭い。
第3ラウンド:パッキャオ攻め続ける
パッキャオの攻勢続く。スピードは落ちない。かなり鍛えてきているのだろう、本当に全盛時のような踏み込みでメイウェザーを襲う。
メイウェザーは落ち着いている。
まだ勝負に出ようとはしていないが、たまに打ち下ろす右がパッキャオの頬をかすめる。何発か当たっている。
第4ラウンド:メイウェザー、ぐらつく

WOWOW
www.wowow.co.jp引き続きものすごいスピードでクロスする拳。
メイウェザーの顔面をパッキャオの左ストレートが直撃。ぐらつくメイウェザー・・。連打!メイウェザー、ピンチ!
第5ラウンド:メイウェザー盛り返す
メイウェザーのスピードが上がってきた。前ラウンドのダメージはない。
ジャブがいい。
脚を使い始めている。

第6ラウンド:パッキャオ、とにかくアグレッシブ
闘牛士と闘牛のような激しい試合。
パッキャオの踏み込みに、メイウェザー手を焼いている?
しかし依然としてガードは固い。固いが、ガンガン攻めるパッキャオ。パッキャオの攻勢か、パンチを当てた数でみるかで、スコアが割れそうな雰囲気。
第7ラウンド:メイウェザーが勝負に出てきた?
メイウェザーが少し攻勢に。
ジャブを中心に手を出し、いつものL字型のスタイルに変えてきた。いよいよポイントをとりにきた?
かなり歩幅が広く、右の強打の準備をしているのか。ジャブが結構当たっているが、右と左フックはまだ有効打がない。
第8ラウンド:パッキャオが攻め勝ったか?
少し落ち着いた感じのスタート。
相変わらずメイウェザーのジャブは細かく鋭い。パッキャオのリードも当たっている。スタミナの心配はなさそう。あくまで攻勢。
メイウェザーは力を入れずに、軽いパンチを当てることに専念しているように見える。パッキャオのパンチは変則的だが、メイウェザーは見切ったような感じがある。
第9ラウンド:プレッシャーを賭け続けるパッキャオ。冷静なメイウェザー
攻め続けるパッキャオ。
カウンター狙いのメイウェザー。
二人ともにスピードは衰えない。
踏み込んで打つパッキャオのリードに対して、カウンターを放つメイウェザー。打ち下ろす右と左フックを当てたいメイウェザー。ピンチにおちかけると、このカウンターのジャブがパッキャオを牽制する。
第10ラウンド:メイウェザーが前に出てきた。歩幅が広い
鞭のようなジャブを振るい続けるメイウェザー。
相変わらず突っ込むパッキャオ。そのテンプルか顎を右カウンターで狙うメイウェザー。
ハンマー対カミソリ。
パッキャオは少し手数が減ってきたか?
ちょこんちょこんと当てるのがうまいメイウェザー。右のカウンターか左フックを当てたいだろう。
第11ラウンド:メイウェザーが攻勢!
メイウェザーのカウンターが当たり始めた。
やはりパッキャオのパンチを見切った感じだ。紙一重のスウェーでうまく躱す。
パッキャオのガードの隙間にうまくジャブを突っ込むメイウェザー。鋭い。
あまり脚を使わず、上体の動きだけで避け、カウンターを当てる。力は入れない。
ときおり強い右も振るう。完全にポイントを取りに来ている感じだ。
第12ラウンド:余裕を見せるメイウェザー。しかし?
ラストラウンド。
メイウェザーは焦らない。ポイントで勝っているとみているのだろう。
しかし、当てたパンチの数ではメイウェザーだが、攻勢点では明らかにパッキャオ。勝負がどちらに転ぶかはわからない。
ただパッキャオには焦りが見える。スタミナが切れてきたのか、突っ込んでも当たらないことに、少しイラついているのか。
逆にメイウェザーの軽いパンチが当たる。
残り30秒。追うパッキャオ。余裕でかわすメイウェザー。そしてゴング・・・・。

予想以上に速く強かったパッキャオ

傷ひとつない顔のメイウェザー

固唾を飲む人々・・・
総括:やはりメイウェザーは強かった。しかしパッキャオもまた強かった。
3 対 0。判定でメイウェザー。116:112 116:112 118:110。
攻勢点ではなく、有効打数での判定勝利。
やはりメイウェザーは強かった、というよりうまかった。
しかし、パッキャオもまた、全盛時を思わせる強さを見てくれた。もしかすると(ないとは思うが)再戦もあってもいい、と思わせてくれるほどだった。
2010年代の最高の名勝負。そう言っていいだろう。