画像: www.photo-ac.com

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最近、「日本のワイン」という言葉を耳にすることが多い。
2007年ごろから回復の兆しを見せるワイン市場で、ブームが来ているのは、間違いなく「日本ワイン」である。

世界的に評価の高い「日本ワイン」とは

最近は当たり前のように使われている、「日本ワイン」という言葉。
この「日本ワイン」という言葉が聞かれるようになる以前は、「輸入ワイン」と「国産ワイン」という言葉が使われていた。「国産ワイン」と聞けば、「国産のブドウを使ったワイン」だとうと思う。ところが、そうでもないという驚きの事実がある。
世界各地のワイン産出国では、「ワイン法」によりワインが定義されている。ところが、日本にはワイン法が存在しないため、「日本ワイン」や「国産ワイン」の厳密な定義が存在しない。一部のワイナリーが所属する任意のワイナリー協会によれば、

国産ワインは「原料が日本産か海外産かに関わらず、日本で製造・販売する全てのワイン」を指す。さらに使用した果実の全部又は一部がブドウであればよい。ちなみに瓶詰めすることも製造したと見なされるようだ。
言い換えれば、外国から持ち込んだ濃縮果汁を水で薄め、さらに砂糖も加えて発酵させても国産ワイン、原料全てがブドウでなくても国産ワイン、さらには海外から持ち込んだワインにこれらを混ぜても国産ワインになる。海外でワインを生産する主要国でワインとして認められていないものが「ワイン」としてまかり通り、海外産の原料を使っていても「国産」とされているのだ。

となっている。「海外のブドウなのに、国産ワイン?」と疑問を抱く方も少なくないだろう。そこで登場するのが、「日本ワイン」である。「日本ワイン」は「国産ワイン」と対比する形で、「日本のブドウから造ったワイン」という意味。日本ワインの評価は高く、最近では世界的なコンクールでも入賞を果たすようになってきている。

日本ワインの魅力を存分に味わえる!第1回『日本ワイン MATSURI 祭』開催

画像: nihonwine.tokyo

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最近では、日本ワインブームのきっかけでもある小規模のワイナリーがどんどん増えており、日本のワイナリー巡りツアーなども盛ん。北は北海道、南は九州まで、各地の土壌や気候ごとに異なる個性豊かなワインを楽しむことができる。「ワイナリーツアーに出かけたいけれど、時間が‥」という方に朗報。
2015年6月5日(金)、6日 (土)、7日(日)の3日間、東京都江東区豊洲公園にて第1回『日本ワイン MATSURI 祭』が開催される。北海道から宮崎県まで17道府県の約40のワイナリー・団体(2015年4月7日現在)。 が出展。「1杯 300円から全国の日本ワインが楽しめる青空ワイン祭」をテーマに、日本ワインを楽しく理解できるセミナーや、子供が楽しめるクイズラリーなど、日本ワインの魅力を存分に味わえる魅力的な内容となっている。

ワインはその歴史を学んだり、造り手の想いやこだわりを知ることで、その味わいがぐっと増すものだ。日本ワインであれば、自分の故郷や思い入れのある土地の味も楽しめる。まだ日本ワインを味わったことがない人も、日本ワインが大好きという人も、『日本ワイン MATSURI 祭』で日本ワインの魅了を存分に味わっていただきたい。

第一回 『日本ワイン MATSURI 祭』
■開催日時
2015年6月5日(金)15〜21時 *13時よりオープニングセレモニー開催。
2015年6月6日(土)11〜21時
2015年6月7日(日)11〜20 時
■開催場所
江東区豊洲公園
■公式サイト
http://nihonwine.tokyo

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