4月25日公開の「シンデレラ」をご覧になっただろうか。
私は、公開初日に観に行ったのだが、実写ならではのリアリティ、豪華さが魅力的な作品であったと思ったのが、ざっくりとした感想である。

画像: www.disney.co.jp

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映画の魅力は華やかな衣装

今回のシンデレラの衣装を手がけたのは、「恋に落ちたシェイクスピア」、「アビエーター」、「ヴィクトリア女王 世紀の愛」など、数々のアカデミー賞受賞映画の衣装デザインを行い受賞している、デザイナー「サンディ・パウエル」だ。

画像: サンディ・パウエル www.huffingtonpost.com

サンディ・パウエル

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彼女の手がけたシンデレラのドレスは、主役リリー・ジェームズの細いウエストをさらに際立たせたふんわりボリューミーなドレス。薄くて繊細なシルクが何層にも重なりほどこされているドレスは、画面上から上質さが充分伝わるほど実にゴージャスである。また、表面には1万個ほどのスワロフスキーがちりばめられ、より高貴な雰囲気を演出した。もうすでに映画を観た方は感じると思うが、この滑らかなドレスの動きは本物なのか疑問を持ったのではないだろうか?これは、CG加工一切なしのリアルなものである。細かいこだわりが積み重なった結果、思わずCGと誤解してしまうほどの魅力を引き出しているのだ。

画像: emgn.com

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彼女が制作したのはシンデレラのドレスだけではない。義母や義姉、それぞれのキャラクターに合わせたドレスのデザインも行っている。これらの衣装は16世紀から19世紀までのファッションを参考に制作したそうだ。
各国のプリンセスが集結する舞踏会のシーンは、華々しく、視聴者の期待を裏切らないシチュエーションであった。実際に彼女自身もあるインタビューで、この舞踏会のシーンには一番労力をつぎ込んだと語っている。また、本来は美術道具が担当するというガラスの靴を作ったのも彼女だ。クリスタルの塊から彫り出されたガラスの靴は、サンディ・パウエルとドレスにも用いられているスワロフスキーの共同のもとで作られた。
日頃スワロフスキーのアクセサリーを愛用している私は、この映画が実写化すると聞いた時、ガラスの靴はスワロフスキーだったらいいなと思っていたので、個人的にもイメージ通りで満足であった。

画像: www.hitthefloor.com

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画像: www.teddyoutready.com

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シンデレラシンドロームという言葉があるように、この物語の王子様との出会い、美しいドレスを着ることに女性なら誰でも憧れを抱くであろう。(どちらかというと夢を抱きすぎて現実を直視できていないという意味合いの方が大きいが…笑)
いずれにせよ、子どもの頃に観た感覚を思い出しつつ、初心に戻った気分で楽しむことができる。
この映画をご覧になる際は、ストーリーを堪能するとともに、ぜひサンディ・パウエルが作り上げたファッションの世界観を味わって観ることをオススメしたい。

『シンデレラ』予告編

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