ファッションの街、パリ。そこには多くのランジェリーショップが並んでいる。そこにあるのは、美しいレースや極上のシルクで作られた、芸術品のようなランジェリー。
パリの女性達は、ランジェリーが大好き。美しいボディラインに合わせる洋服は、シンプルシックなものが多いけれど、その下に身につけているランジェリーはビビッドでゴージャスなものだったり、遊び心溢れるものも多い。そんな彼女達から学ぶ、ランジェリーの選び方、身に着け方とは。
大きく見せるよりも、ありのままのバストを美しく見せる。

日本では「谷間をつくるブラ」のような商品が大人気。パッドやワイヤーを駆使して、バストを大きく見せることが主流のようだ。しかし、パリでは「胸を大きく見せること」はあまり重視されていない。もちろん、体にしっかりフィットしたランジェリーを身につけることが大切なのは、日本もパリも同じ。けれど、パリの女性達は「大きく見せる」よりも、「自分のバストの形を一番美しく見せる」ランジェリーを選ぶ傾向にある。パッドやワイヤーで固められていないバストは、ヌーディーでとてもセクシー。時には彼女達のように、柔らかい一枚布の美しいブラジャーで、ありのままのバストを飾ってみてはどうだろうか。
最初に身につける下着で、その日の過ごし方を決める。

セクシーな下着を身につけている日は、不思議とセクシーな雰囲気が出るものだ。それは下着が最初に肌に身につけるものだからかもしれない。なんとなく気分が落ち込んでいる日は、あえてカラフルで派手なランジェリーを身につけてみる、ちょっと疲れていてリラックスしたい時は、シンプルなコットンの下着を身につけてみるなど、ランジェリーでその日の過ごし方を決めるということを試してみてほしい。なんとなく選んだランジェリーを身につけている日とは、全く違う一日になるはずだ。
愛する人が好きなランジェリーを選ぶ。

パリのランジェリーショップでは、恋人たちや夫婦が一緒にランジェリーを選んでいる光景をよく見かける。ファッションの街、パリでは男性も女性の下着に興味深々で、デザインや素材など好みも様々。女性達は、まずは愛する人が好きなものかどうかを頭に置いて、ランジェリーを選ぶ。ランジェリーは、愛を深める大切なアイテム。日本では、まだまだ恋人同士でランジェリーを選ぶことは少ないよう。まずは彼に「どんな下着が好き?」と聞いてみよう。一緒にランジェリーカタログを眺めるのもオススメ。愛する人の好きなランジェリーを身につけることで、二人の中が深まることは間違いない。
普段は洋服で見えないランジェリーは手を抜くこともとても簡単。けれど、魅力的な女性ならば、ランジェリーには絶対にこだわるべき。ぜひ、今回の記事を参考に新しいランジェリーを選んでみてほしい。