20世紀最後の王子様俳優といえば、レオナルド・ディカプリオ、と言えるのではないだろうか。
かれは天才子役からスタートしたが、幼い頃から人気者になってしまった子役にありがちな人生の破綻もなく、いまでもトップスターとしてハリウッドに君臨している。
(もっとも、最近はちょっとポッチャリしすぎて、王子様のイメージは潜めてしまったが)

そんなディカプリオにして、超娯楽作品の傑作『タイタニック』での、王子様ぶりが板につきすぎて、役柄をせばめてしまってキャリアを広げられなくなるリスクを考えたのだろう、それ以降は比較的汚れ役を好んで演じるようになった。

その中でも、この映画『ブラッド・ダイアモンド』(2006)は、彼の大出世作と言っていいのではないか?

画像: 出典: www.amazon.co.jp

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『ブラッド・ダイヤモンド』(原題:Blood Diamond)は、2006年製作のアメリカ映画。アフリカのシエラレオネ共和国での内戦(1991年 - 2002年)での、「ブラッド・ダイヤモンド」(紛争の資金調達のため不法に取引されるダイヤモンド、いわゆる紛争ダイヤモンド)を巡るサスペンス。

第77回(2006年)ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞のトップ10で第3位に選ばれ、ジャイモン・フンスーが助演男優賞を受賞した。また、第79回(2006年度)アカデミー賞では主演男優・助演男優・音響編集・録音・編集の5部門に、第64回(2006年度)ゴールデングローブ賞では主演男優賞(ドラマ部門)にノミネートされた。

出典:Wikipedia

1990年代後半のアフリカ、シエラレオネでの激しい内戦を描いた社会派アクション映画。“ブラッド・ダイヤモンド”というダイヤモンドの不正な取引をめぐって起きる不毛な争いをサスペンスフルに描く。元傭兵の密売人にレオナルド・ディカプリオ、やり手の女記者にジェニファー・コネリー、家族を愛する漁師役には実際にアフリカ出身のジャイモン・フンスーがふんし、緊迫感あふれる迫真の演技でみせる。地域紛争が激化する“ブラッド・ダイヤモンド”の現実問題に言及した内容について、米国務省が批判したことでも話題となった問題作。

出典:シネマトゥデイ

ディアカプリオは、ダイヤモンド密売ディーラー。金の為ならあくどいことも汚いこともやり遂げる、元傭兵だ。
しかし、ふとしたことからブラッド・ダイヤモンドを隠し持つ黒人と、ダイヤの不正取引の実態をスクープしようとする女性記者を守らざるを得ない状況に陥る。

その過程で、徐々にヒューマニズムに目覚め、自らを犠牲にしてでも他者を救いたいと考える、真の強い男へと変貌していく。

この作品を経て、ディカプリオは、徐々にこうしたハードボイルドな役柄をモノにしていく。
単に容姿に恵まれた男優から、演技力そのものが評価される優れた俳優へと成長していくのである。王子様的なレオ様が好きな女性には残念だったかもしれないが、男が惚れる、いい男。それがいまのディカプリオなのだ。


出典:warnervodjapan

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