汚れ役も辞さない天使
ジェニファー・ローレンス(Jennifer Lawrence, 1990年8月15日 - )は、「ハンガーゲーム」シリーズや、「世界でひとつのプレイブック」で大ブレイクした、トップ女優だ。
どちらかというとファニーフェイスで、日本人好みというよりは、白人の中での人気の方が高いタイプのように思う。
しかし、彼女の凄みは、過酷な世界にひたむきに生きる可憐なヒロインや、誰もが憧れるラブストーリーの恋人役を演じるだけでなく、「アメリカン・ハッスル」の中の、夫の浮気を直視できない、ちょっと精神不安定のうらぶれた女性役のような汚れ役も辞さず、しかもがっつり本気で取り組むところだ。
世界をリードする一流女優
アクションもこなせて、「X-MEN」シリーズのような娯楽作品でも存在感を示せる。単なる外見にのみ頼るわけでもないが、見た目の良さも演技力のうちであると理解している頭の良さ。
それらすべてがジェニファー・ローレンスの魅力だろう。
しかも、彼女はさまざまな映画祭やパーティーでの粗相?でも知られており、飲み過ぎてあられもない姿を披露するなど、けっこう隙が多い。そうした欠点もまた、アクセントとしてとらえられており、好感度が下がる気配もない。
Singlesでは、理想的な自立した女性の例として、アンジェリーナ・ジョリーを挙げているが、ジェニファーもまた、そうしたロールモデルの一人と言えるだろう。
2015年には、日本国内でも、ジェニファー主演の「ハンガー・ゲーム FINAL: レジスタンス」が6月から、「ハンガー・ゲーム FINAL: レボリューション」が2015年冬から全国公開される。
今後、日本においても、彼女の魅力が認知されてくるのは時間の問題だろう!