誰かと一緒に行くより、一人で行ったほうがライブは楽しい!という真実を証明すべくスタートした連載企画、「ひとりライブハウスのススメ」。第2回のテーマは「誰を見に行く?」です。「誰と見に行く?」ではありませんよ、一人で見に行くんですからね。そのへんいまいちピンと来ない方は、ぜひ第1回を読んでいただければと思います。

ビッグネームの公演はとりあえずスルー

というわけで、最初に決めなければならないのは、誰を見に行くか、どのアーティストのライブを見に行くか、ということです。でも、ここでいきなりASIAN KUNG-FU GENERATIONとかRADWIMPSあたりを見に行こうと思ってはいけません。EXILE級になると完全に問題外です。

それは何故か? 理由は大きく3つあります。

1.ライブの回数が少ない

誰もが知っているような大物アーティストは、そもそもライブの回数が少ないのです。彼らは全国ツアーとフェスがライブ活動の中心になっていて、東京公演ですら年に数えるほど。そんなスケジュールに合わせていては、いつまでたってもライブに行けません。

2.チケットが高い上に入手困難

仮にちょうどよいタイミングでライブがあったとしても、今度はプレミアムチケットの争奪戦が待っています。ヤフオクなどでは、ペアチケットより1枚のほうが手に入りやすかったりしますが、もともと高いチケットが高騰するので気軽には買えません。

3.ひとり指定席はちょっと寂しい

アジカンやラッドクラスの大物になると、武道館やさいたまスーパーアリーナなどのホール公演が中心です。EXILEに至っては、スタジアムやドームでの公演がメインになってきます。これらの会場では一部のアリーナ席を除いて座席指定になるのが普通ですが、これがおひとりさまはちょっと厳しい環境。前後左右を二人連れ・三人連れに囲まれ身動きがとれないあなたは、ライブが始まるまでの間ひとり寂しい思いをすることになるでしょう。

要するに、ビッグネームのライブは完全に「ハレ」のイベントなんですね。スポーツ観戦に例えればサッカーの日本代表戦を見に行くような感覚。ぶっちゃけ、こういうのは誰かと一緒に行ったほうが盛り上がって楽しいと思います。

画像1: 水曜日のカンパネラ (2015.1.21@代官山UNIT)  photo:藤代 雄一朗(Yuichiro Fujishiro)

水曜日のカンパネラ(2015.1.21@代官山UNIT)  photo:藤代 雄一朗(Yuichiro Fujishiro)

小箱で対バン形式のインディーズ系アーティストがオススメ

そこでお薦めしたいのが、キャパ100人〜数100人程度のライブハウスを中心に活動しているアーティスト。いわゆるインディーズ系の人たちです。

1.ライブの回数が多い

彼らはたいてい月1本以上のペースでライブをやっています。対バン形式で、毎週のようにライブ出演しているアーティストも珍しくありません。思い立ったが吉日、気が向いたときにすぐ行けるのは大きな魅力です。

2.当日でもフラリと入れる。しかも安い!

公演にもよるのですが、キャパ数100人ほどのライブハウスではチケットの争奪戦が少ないです。当日フラリとドアを叩いても、普通に入れる場合がほとんどです。開演時間に間に合わなくても全然問題ありません。予約なしでバーに入るの感覚に近いでしょうか。しかもチケット代は、前売りで2,000円〜3,000円の価格帯が中心。無料ライブも少なくありません。プラスで500円程度のドリンク代が必要になることが多いですが、それでも十分安いと言えるでしょう。

3.オールスタンディングだから、好きな位置に陣取れる

ホールやスタジアムと違って、ライブハウスではオールスタンディングが基本です(着席形式の場合もありますが、全席自由の場合がほとんど)。なので、好きな位置で見ることができます。とはいえ慣れないうちは、コアなファンが密集する前方は外して後方に陣取るのが基本。一人で来ている人の隣に割り込めば、余計なことを気にせずライブを楽しむことができます。

4.本当に手の届くところで生の演奏が聴ける!

何ためにライブに行くかって、生演奏の迫力を味わうためですよね。小さなライブハウスなら、アーティストの演奏を文字通り目の前で聴くことができます。後方でも十分に楽しめますが、最前列に行けばまさに手が届きそうな距離感です。実際、ボーカルがハイタッチをしてきたりギターのピックが飛んできたりするのも日常茶飯事。それどころか、物販コーナーではさっきまで演奏していたアーティストから直接CDを買ったりサインをもらえたりします。この感動は、一度味わうと病みつきになること間違いなしです。

小箱でのライブは日常の延長、いわゆる「ケ」のイベント。スポーツ観戦に例えれば、会社帰りにプロ野球のナイター観戦に行く感覚。友達を誘ったり煩わしいことを考えることなく、気楽に行けちゃうものなのです。

画像2: 水曜日のカンパネラ (2015.1.21@代官山UNIT)  photo:藤代 雄一朗(Yuichiro Fujishiro)

水曜日のカンパネラ(2015.1.21@代官山UNIT)  photo:藤代 雄一朗(Yuichiro Fujishiro)

どうやって探す?

そうは言っても「そんな小さなライブハウスでやってるアーティストなんか知らないよ!」という人も多いことでしょう。次回は、実際にどうやってお目当てのアーティストを見つければ良いのか、そしてチケットはどうやって取れば良いのか(プレイガイドで売ってない場合も多いです!)、その辺の流れをお話したいと思います。

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