画像1: 大人のシングルス。マウイ島で過ごす、極上のひとり時間。

4度目のひとり旅に選んだのは、マウイ島。友人からその自然の豊かさと充実したリゾートの素晴らしさを聞き、今度のバカンスはマウイ島で過ごそうと半年前に決めた。滞在しているコンドミニアムはマウイ島のリゾートの中にあるヴィラ。こちらのヴィラはゴルフコースに隣接して建てられており、窓を開けると目の前には美しいロングコースが広がっている。デッキチェアで足を伸ばし、ぼんやりとゴルファー達のプレイを眺めていると、せわしない日常の悩みはどこか遠い彼方に消えてしまい、驚くほどに穏やかでゆっくりとした時間を過ごしている自分に気付く。


画像2: 大人のシングルス。マウイ島で過ごす、極上のひとり時間。

少しソファで昼寝をした後に、近くのカフェでビールを飲むことにする。午後の柔らかい日差しを浴びながら、今日のディナーはどうしようかと思う。ノスタルジックな街並みのラハイナまで繰り出して、海沿いのレストランで熱々のカラマリとよく冷えたドラフトビールを飲もうか…。そういえば今日は水曜日。リゾートの中にあるグリルでは、水曜日にはカリフォルニアのボトルワインがディスカウントされるとスタッフのKalenが教えてくれた事を思い出す。一人では飲みきれないと笑いながら言うと、ヴィラに持って帰ればいい、一人で来ているゲストはみんなそうしているよ。スタッフが専用のバッグに入れてくれるからと教えてくれた。そのグリルの名物らしいポークチョップと、ちょっと高級な赤ワインで遅めのディナーも良いかなと思う。

それにしても、ひとりで過ごす時間はどうしてこんなにも楽しいのだろう。初めてのひとり旅ではいくつかのトラブルもあったけれど、その開放感と楽しさと、数え切れない魅力に取り憑かれてしまった。いつか出掛けた友人との旅行では、観光地巡りや食事などのスケジュールが全て分刻みに決められていて、帰る頃には疲れ切ってしまった。大切な人との旅行では、何も決めるにも優柔不断で、行きたいところにも行けず、食べたい物も食べられず、楽しいはずの旅行が結果的に別れにつながってしまったこともある。そんな経験を何度か重ねるうちに、ひとりで旅に出てみたいと思うようになった。誰の事も気にせず、自分の行きたいところに行き、見たいものを見て、食べたいものを食べる。次の長い休みでは、絶対にひとりで旅に出よう。そう決めたのがいつだったのかはもう思い出せないけれど、勇気を出してひとり旅に出掛けて本当に良かったと思う。

画像3: 大人のシングルス。マウイ島で過ごす、極上のひとり時間。

ぼんやりと過去の思い出を振り返っていると、気付けば沈みかけの太陽と美しい虹が見えていた。やはり今日はグリルで美味しいワインを飲もう。そして、次の旅の行き先をひとりでゆっくりと決めよう。誰にも邪魔されない、私だけの極上の時間はまだたっぷりとあるのだから。


Kapalua Resort

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